今住んでいる住居を一新させたい、そんなときに便利なのがリノベーションというものです。
とはいえ、いざおこなおうと考えたとき、仮の住まいを設けなければいけない、といった問題も生じるでしょう。
今回は、現在の場所に住みながらリノベーションがおこなえる場面やメリットについてご紹介いたします。
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弊社へのお問い合わせはこちら住みながらリノベーションができる?可能な場面について
一部のリノベーションであれば可能
結論として、自宅に住みながらリノベーションをする、というのは可能です。
ただし、キッチンや居間のみといった、一部のリノベーションという場合に限るので注意しましょう。
その理由として、普段生活するスペースに影響がでないようにするためです。
リノベーションをする際には、具体的にどの部分をどれくらいの期間でおこなうのかを明確にしておくことが大切だといえます。
水回りを一新させる工事は難しい
キッチン部分のフルリノベーションは、設備以外も変える必要があるため、非常に大がかりなものです。
当然、工事期間中は使用ができなくなるため、日常生活にも支障がでやすいといえるでしょう。
また、トイレやバスルームについても、同様に大がかりな工事は適しません。
住みながらリフォームするメリットをなくさないためにも、なるべく小規模のリノベーションを検討するよう心がけましょう。
間取りが変わるリノベーションはできない
寝室などを含め、間取りを変えるリノベーションは、住みながらおこなうのは困難です。
その理由として、間取りを変えるということは、部屋のドアや壁なども取り壊すことがあげられます。
生活できるスペースも限られてしまうため、間取りを変えない程度のリノベーションをおこなうようにしましょう。
また、リノベーション中はホコリが舞いやすくなるため、そのなかで生活するのはあまりおすすめできません。
住みながらリノベーションする場合、あくまでワンフロアで終わるようなものをおこなうのがベストだといえるでしょう。
騒音が起きる工事は難しい
ホコリと同じく、生活に支障をきたしてしまうのは、リノベーション中の騒音問題という点です。
建物内で音が響いてしまうため、睡眠時間を削ってしまうことも少なくないでしょう。
また、あらかじめ説明がないと、工事中の振動で周囲から苦情を受けてしまう問題も起きやすいといえます。
解体や取り付けが伴うような大掛かりなものは、住みながらおこなうのは避けておくことが大切です。
住みながらリノベーションできるメリット
同じ環境のなかで生活ができる
最初のメリットは、リノベーション中も同じ環境のなかで生活ができるという点です。
引っ越しをせずに自宅を一新させられるため、別の場所で生活するというストレスも溜めづらいでしょう。
余計な手間も発生しないため、日中は仕事で忙しくても手軽におこなえる、というのもメリットのひとつです。
無駄な時間をかけずにリノベーションをしたいのであれば、こういった方法も取り入れてみましょう。
余計なお金をかけずにリノベーションができる
フルリノベーションをおこなうとなれば、仮住まいを用意しなければいけません。
そのため、工事費用以外にも余計なお金がかかってしまうことも多いでしょう。
そういった点を考えても、住みながら一部のリノベーションをおこなうことで、仮住まいに引っ越す手間やお金が発生しないので安心です。
あらかじめ予算を決めて動くのであれば、こういったところで節約するのも大切といえます。
リノベーションの進捗状況を確認できる
同じ建物に住みながらリノベーションをおこなうため、作業の進捗状況を間近で見ることができます。
離れた場所に仮住まいを設けてしまうと、工事はどんな感じで進んでいるのか把握しづらいのは不便に感じる点でしょう。
反面、その場所に住みながら依頼ができれば、いつでもリノベーションの状況を見ておけるので安心といえます。
はじめてリノベーションを依頼する場合、ちゃんとおこなってくれるのかが心配というかたも問題ないでしょう。
リノベーション中に要望を相談できる
リノベーションを進めている間に、ちょっとしたこだわりが出てくることも少なくありません。
そんなとき、作業を進めている職人に対して、細かな相談ができるのもメリットの一つです。
もちろん、日程の都合上、すべての要望をうけるというのは難しいことも理解しておかなければいけません。
ただ、仮住まいに住んでいる場合と比べても、自分の意見を言いやすい環境であることに変わりはないでしょう。
住みながらできるリノベーションの注意点
余計な荷物は別の場所に保管
最初に取り上げる注意点は、荷物の管理という点です。
リノベーションをおこなう上で、動線の邪魔になってしまうようなものは、あらかじめ別の場所に保管しておくことが大切といえます。
というのも、工事の途中で荷物を運び出す場合、一度作業を止めなければいけないため、余計な時間や費用も伴う恐れがあるためです。
リノベーションを相談する際、どんなものが邪魔になるのかを業者に聞いておくのも忘れずにおこないましょう。
押し入れに格納できないような大きな荷物は、トランクルームなどを活用してみてはいかがでしょうか。
出入りする業者に対する気遣い
工事中は、リノベーション業者が住居をひんぱんに出入りします。
そのため、作業する方へできる限り気遣いをすることも大切です。
というのも、先ほど述べたとおり、リノベーションの途中で自分の希望を相談することもでてくるでしょう。
そんなとき、あらかじめコミュニケーションを取っている場合と、そうではない場合とでは、相手に対する印象も変わってしまいます。
作業する方も人間であることを十分踏まえたうえで、お互いが過ごしやすい環境を整えておくことも重要でしょう。
工事期間はよく考える
リノベーションをおこなう工事期間については、見積もりの段階でよく確認しておくことが大切です。
特に夏場や冬場など、エアコンが使えなくなってしまうと不便な場合、できるだけ長期の工事を避けるのがベストといえるでしょう。
また、リノベーション工事をおこなう時間帯についても、しっかりと把握しておかないと、朝や夜に騒音で苦労してしまうことも少なくありません。
また、振動による影響がでないためにも、お子さまの受験時期と被らないようにするのも大切といえます。
一時的に水回りが使えなくなる場合の対応も検討
トイレやバスルームのプチリフォームをおこなう場合、一時的ではあるものの水回りの利用ができなくなってしまうは不便に感じるポイントです。
そんなとき、簡易トイレなどの準備が必要か、といったことも検討しておくのが大切だといえるでしょう。
また、お風呂が使えない場合には、周りにスーパー銭湯があるかどうかも確認しておくことも大切です。
特に高齢の方がいるご家庭の場合、意外なところで不便に感じてしまうこともあるため、事前にスケジュールの共有をしっかりとおこなっておきましょう。
まとめ
住居に住みながらリノベーションをする場合、無駄な費用や手間、時間などがかからないなどのメリットがあります。
反面、業者の出入りや工事期間といった注意点をしっかり理解しておかないと、余計なストレスを溜め込んでしまう原因にも繋がります。
せっかく住みながらリノベーションを依頼するのであれば、メリット部分をつぶさないためにもスケジュールや見積もりをしっかりとおこなうように心がけることが大切です。
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