家の購入を検討されていると、どのくらいの年齢で購入するのがベストなのか、他の人が住宅を買うときのタイミングなど気になることが多く出てくるでしょう。
今回は家を買うときの平均年齢や、どんなタイミング、どんな理由で購入しているのかをまとめました。
買うまでの資金計画や、生活の未来像を考える際の参考にしてください。
家を購入する際の平均年齢について
国土交通省が平成28年に行った調査では、家を買う際の平均年齢は40歳前後という結果が出ています。
なかでも30代で物件を買う人が多く、理由としては住宅ローンを組むとメリットが多い年齢だということが挙げられます。
30代はローン審査に通りやすく、借り換えも行いやすいとメリットが多いです。
ちなみに、家を買う際にかかる平均額は約2,500万円から約4,200万円です。
もちろん物件によって違いが出ますが、基本的に中古マンションは安く、注文住宅は高額になります。
なお、ローン借り入れ時の頭金である自己資金割合は中古マンションのほうが高いです。
家を購入するタイミングと年齢について
結婚を期に住宅購入へ踏み切る方が多いのも、30代の割合が高い理由の一つでしょう。
実際、家購入のタイミングとして結婚はその多くを占めています。
ちなみに結婚が理由で家を買われる方の多くは保育園や幼稚園など、子供が通う施設から自宅が近いかどうかを重要視する傾向があります。
なお、結婚以外では昇格・昇給あるいは出産が家の購入タイミングとして多いです。
また、身内の介護を理由にして家を買われる方も少なくありません。
とくに高齢化が進みつつある現在、年老いた両親をどのように介護していくかは大きな問題でしょう。
古い家だとバリアフリーが足りておらず介護に支障が出ることがあるため、そういった場合に新しく家を購入される方が多くいらっしゃいます。
介護に特化した家は手すりが多く一方で段差は極力取り払われているので、足腰が弱い方が家族にいても安心できます。
結婚・出産・介護それぞれに共通していえるのは家族の構成人数の変化です。
家に住む人数が増えればそれだけのスペースが必要になるので、それを機に住宅購入へ踏み切る方が多いです。