リフォームローンを組むなら、住宅ローンと比較検討して、違いを知ってから利用しましょう。
どちらも家に対する金融機関からの借入ですが、選択によって返済計画が違ってくるので注意が必要です。
住宅ローンとリフォームローンの違いやどのような場合に利用するのかと、メリットデメリットについてご紹介するので、リフォームの参考にしてくださいね。
住宅ローンとリフォームローンの違い!どのような場合に利用する?
住宅ローンとリフォームローンの違いは大きくわけると3つあります。
・借入のしやすさ
・金利
・借入可能額
リフォームローンは文字通り、リフォームに利用できる融資です。
住宅ローンより借入しやすい反面、金利が高く、借入年数は短く設定されており、借入可能額も低いのが一般的。
住宅ローンの利用によるリフォームもできますが、メリットデメリットがあるので、状況に適した借入を選択するのが大切です。
どのような場合にリフォームローンを使えばよいのかは、借入額で判断しましょう。
数十万円から数百万円ぐらいの、借入額が少ない場合では、リフォームローンを利用すると手続きが楽でしょう。
トイレやキッチンの水回りのみや、住居の一部分だけであれば、わざわざ住宅ローンを組まなくてもいいかもしれません。
金額が大きくなると住宅ローンの利用がおすすめですが、金融機関によって、取り扱いの有無や条件が異なるので注意してくださいね。
住宅ローンではなくリフォームローンを利用するメリットデメリット
住宅ローンではなくリフォームローンを利用するメリットデメリットをみていきます。
▼メリット
・担保不要
・審査が通りやすい
・融資までの期間が短い
大きなメリットは担保が不要な点で、金融機関によっては保証人が不要のケースもあります。
審査に通りやすいだけでなく、審査スピードも速いので、融資までの時間の短さも特徴でしょう。
▼デメリット
・金利が高い
・返済期間が短い
・借入限度が低い
担保不要による金利の高さがデメリットで、総返済額が高くなります。
長くても15年くらいの返済期間しか設定できないのも難点で、月々の返済額によっては、生活を圧迫させるかもしれません。
借入限度額も低いので、リフォーム内容によっては、全額を借入できない可能性があるでしょう。
まとめ
住宅ローンとリフォームローンの違いを知って、どのような場合にどちらを選択すればよいのか学んでおきましょう。
どちらを利用するにしてもメリットデメリットがありますが、大きな判断ポイントは「借入額」です。
借入は計画性が重要なので、詳細はぜひ専門家に相談するようにしてくださいね。