住宅を購入するときにはローンを利用しますが、リノベーションにもローンが使えることをご存じでしょうか?
この記事では、リノベーションするときに利用できるローンの種類と選び方を、メリットとデメリットを含めてご紹介します!
リノベーションするときのローンの種類と選び方
中古住宅を購入してリノベーションするときに、使えるローンは2種類あります。
1つ目は、一体型の住宅ローンです。
新築住宅を購入するときに使える住宅ローンは、中古住宅にも利用でき、さらにリフォームやリノベーションを伴うときにはその費用も合わせて借り入れできます。
借入金額も上限1億円までと高い銀行が多く、返済期間も35年と長いことが特徴です。
金利も全期間の固定金利型で1%台、変動型を選べば1%を切るほどの低金利です。
2つ目のローンはリフォームローンと呼ばれる、リフォームに特化したローンで、もちろんリノベーションにも使えます。
一般的に担保が不要で、ローンの審査も住宅ローンと比較するとゆるいのが特徴ですが、借入額の上限が1,000万円程度と少なめです。
返済期間も15年ほどと短く、住宅ローンよりも金利は年2〜5%と高く設定されています。
リノベーション用ローンのメリットデメリットに基づいた選び方
それでは中古住宅を購入してリノベーションするときに、住宅ローンとリフォームローンのどちらを選ぶとよいのか、選び方をご説明します。
まず一体型住宅ローンについては、借り入れできる上限が大きく、また返済期間も長く設定できることがメリットです。
また近年住宅ローンの金利は低金利が続いているので、大きく借りて長く時間をかけて少しずつ返済したい人に向いています。
一方リフォームローンは、住宅ローンよりも金利が高いうえ返済期間も短いのがデメリットです。
しかし担保が不要で審査もゆるく、条件さえ合えばすぐに借りられるため、少額借りて短期で返済してしまいたい人におすすめです。
また一体型の住宅ローンを借りる場合には、借り入れの時点でリノベーションをすることが決まっている必要があります。
そのため住宅を購入してからゆっくりリノベーションの計画を立てたいのであれば、リフォームローンがよいでしょう。
まとめ
中古住宅を購入してリノベーションしたいときに使えるローン2種類と、選び方をご紹介しました。
リノベーションをいつ行うのか、またどれくらいの金額を借りたいのかなどによって、ローンを使い分けるようにしてください。
リノベ不動産では、リノベーション向き物件情報を扱っております。
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