近年、中古物件をリノベーションして住むことを選択する方が増えてきています。
リノベーションの人気が高まっているのはメリットが知られるようになったからですが、デメリットはないのでしょうか。
この記事では、中古物件をリノベーションして住むメリットとデメリットをご紹介します!
中古物件をリノベーションして住むメリット
リノベーションとは、築年数の古い物件を新築のときよりもさらに機能を高めて修繕することをいい、元よりもよくなるという点で、リフォームと異なります。
中古物件をリノベーションして住む大きなメリットは、物件の選択肢が広がることです。
駅から近い場所や都心にアクセスのよい場所には、すでに戸建てやマンションが建っていることが多く、新築物件の数は思ったよりも少ない場合があります。
そういったときリノベーションを視野に入れると、駅近の中古物件が選択肢として入ってくるのです。
また一般的に、新築物件を購入するより中古物件をリノベーションして住むほうが、コストを低く抑えられることもリノベーションのメリットです。
さらにリノベーションなら、室内の壁を取り払ったうえで間取りや内装を考えることも可能で、自分が理想と考えるマイホームに近づけることが可能でしょう。
中古物件をリノベーションして住むデメリット
一方、リノベーションにはデメリットもあります。
まず、リノベーションする物件は、築年数が古いものがほとんどのため、耐久性や耐震性が不安です。
特に1981年6月以前に建てられた物件の場合には、現在の耐震基準を満たしていない可能性もあるため、気になる場合には専門家に確認してもらうのがよいでしょう。
またリノベーションしてから住もうと思った場合には、購入してから実際に住めるようになるまで時間がかかることもデメリットです。
工事の内容にもよりますが、実際に物件を購入してから引き渡しまでにかかる期間は3〜6カ月は見積もっておく必要があります。
さらにリノベーションでは、解体してみるまで物件の詳しい状態がわからない心配もあるでしょう。
いざ壁をはいでみたら柱にヒビが入っていた、ということが起こるかもしれません。
中古物件をリノベーションして住むことを考えるときには、こういったデメリットも頭に入れておくようにしましょう。
まとめ
中古物件をリノベーションすると、新築よりも安い費用で自分の好みに修繕して住めますが、あくまでも中古物件であることを念頭において検討するようにしてください。
リノベーションする中古マンションをお探しのときには、信頼できる不動産会社に相談するのがおすすめです。
リノベ不動産では、リノベーション向き物件情報を扱っております。